みなさん、こんにちは!
製造部のNと申します。初めてのブログで、読みづらいと思いますが、
お付き合いくださいね。
さて、我が「ギノーみそ」の製品は、どれもおいしくて栄養豊富な
製品ばかりであると自負しておりますが、この「栄養」という言葉は
どのようにして定着したかご存知ですか?
「知らない。わからない。」という方、
某局の🌕🌕ちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と
叱られてしまいますよ。
答えは、
「栄養学の創始者、佐伯博士が愛媛県伊予市に住んでいたことが
あったから。」
です。
みなさん、「どういうこと・・・?」と思われているので、
説明しますね。
栄養学は、実は日本で生まれた学問で、世界各国はこれに倣って
います。栄養学を確立し、日本はもとより世界中を啓蒙したのが
愛媛県出身の「佐伯矩(さいきただす)博士(1876年〜1959年)」
です。
佐伯博士は、1918年に文部省に対し、「営養」の標記を「栄養」に
統一するよう建言し、1920年に公用語として使用されるようになり、
後に定着しました。
では、なぜ佐伯博士は「栄養」としたのでしょうか。
「たぶんこうなんじゃないか」と言われているのは、佐伯博士は
愛媛県新居郡氷見村(現・西条市)に生まれ、3歳のころ愛媛県
伊予郡本郡村(現・伊予市)に移り、少年時代を過ごしました。
この時の住まいの近くに「栄養寺」というお寺があり、佐伯博士も
時々訪れていたため、「栄養」になじみがあり、「営養」より
「栄養」のほうが適切だと思われたんじゃないか、と言われています。
「栄養寺」は、寛永14年(1637年)に開山されたとされる、
浄土宗のお寺です。「栄養寺」という寺号は他に例がなく、
「栄養」という言葉が使われた例として最古といわれています。
「栄養寺」には、現在も佐伯博士の筆による「栄養」の書が
残っていて、参道には佐伯博士の顕彰碑が建立されています。
<栄養寺 本堂>
・確かに榮(栄)養寺
・佐伯博士 顕彰碑
おわかりいただけましたでしょうか?
ちなみに、我が「ギノーみそ」の創業者「故 田中義一」も
「栄養」ゆかりの地、伊予市の出身です。
今後も、おいしくて「栄養」豊富な製品をご提供してまいりますので、
ご愛顧くださいね。
・栄養寺(えいようじ)
所在地 〒799-3114
愛媛県伊予市灘町52